第23回パッケージデザインセミナー
デザイナーコース
「デザインで救えるか!?」
 時代の心をつかみ、未来の方向を切り開く
 
開催日時: 講義:平成16年8月2日(月)
演習:8月3日(火)〜8月4日(水)
会  場: 渋谷 日本デザイナー学院
担当理事: 松本 泉/丸本彰一
教育委員会: 石井浩一/伊藤恵子/片平直人/桑 和美/古賀龍平/笹原浩造
/柴崎恵美子/永田麻美
参加者: 講義:46名/演習:18名


【理事報告】

第23回パッケージデザインセミナーは「デザインで救えるか」というテーマで、日本デザイナー学院を3日間お借りしての開催となった。今回は、講義と演習を組み合わせ、主に新人・中堅デザイナーを対象とした「デザイナーコース」である。1日目の講義は、日経デザイン編集部の伊東郁乃氏/アートディレクターの東海林小百合氏/福助(株)代表取締役社長 藤巻幸夫氏の3名を講師にお迎えし、各々の立場から当セミナーのテーマでお話いただいた。マシントラブルに泣かされた場面もあったが、キャラクターの全く異なるそれぞれのお話は非常に面白かったと思う。1日目の終りにチーム分けと課題説明をして、2日目よりMACを使っての演習に入った。今回の課題は、近年売り上げの思わしくない商材をチームでコンセプト開発し、売り上げを伸ばせるデザインを開発せよという内容である。受講生はチームのブレーンストーミングを経て個人ワークに入っていく。3日目の昼までに課題を仕上げ、午後からは大型スクリーンを使ったプレゼンテーションに入った。それらはたった2日間とは思えないほどすばらしいものだった。ずっとこのセミナーに関わってきて思うのだが、デザイナーの力量が年々向上してきているようだ。
当セミナーは、日ごろの職場でのルーチンでは体験できない異空間であり、初めて出会った人達とのチームワークやその中での自分の役割の演出、普段手掛けたことのない商材へのチャレンジなど、面白い体験のできる場である。我々のセミナーもなかなかパーフェクトというわけにはいかないが、うまくいったところはフィックスし、反省部分は次回に軌道修正することで、これからもさらに実りあるセミナーを目指していきたい。


【タイムテーブル】

《1日目 8/2》 《2日目 8/3》
9:50〜 理事長挨拶 9:00〜17:00 終日演習
10:00〜11:40 伊東郁乃氏 講義
「売れるパッケージデザインとは?」 《3日目 8/4》
12:40〜14:20 東海林小百合氏 講義 9:00〜 午前中 プレゼン準備
「パッケージには“顔”がある」 12:40〜 プレゼン・講評
14:30〜16:10 藤巻幸夫氏 講義 17:00〜 総評・修了式
「企業再生とは企業デザインにあり」 17:30〜 懇親会
〜17:00 演習オリエンテーション、
組分けのち終了


【講義/講師】

伊東郁乃氏 日経デザイン編集部 記者
http://nd.nikkeibp.co.jp

1974年東京生まれ。慶応義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業後、98年から日本経済新聞社グループの出版社・日経BP社発行の月刊誌「日経デザイン」編集記者。
担当分野は食品・日用雑貨のパッケージデザイン。デザインと経営に関する特集記事のほか、2003年8月より消費者調査を基にしたパッケージデザインのコラム「包装向上委員会」を執筆。他の著書には「RoBoLution 〜人型二足歩行タイプが開くロボット産業革命」「Strategic web Design」等

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東海林小百合氏 Sayuri Studio Inc.
http://www.ss-studio.com/

91年に渡米。石岡瑛子、金井淳、スウォッチの元でフリーとして経験を積み、カルバンクライン宣伝部デザイナー、N.Y.の広告代理店にてアートディレクターを務めた後、独立。01年から拠点を東京に置き、日米を中心とした各国クライアントの商品パッケージを手掛ける。
〈主な仕事〉米国エスティーローダー/エフティ資生堂「フィーノ」/ユニリーバ/キリンビバレッジ/イッセイ・ミヤケHaaT〈受賞歴〉01〜03年N.Y.ADC入選/00〜02年N.Y.TDC入選/01〜03年グラフィスデザイン入選/01年IDマガジンDesign Distinction/アメリカファッション協会スタイリッシュ・コム大賞/00年N.Y.AIGA等

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藤巻幸夫氏 福助株式会社 社長
http://www.fukusuke.co.jp/

1960年東京生まれ。82年上智大学経済学部卒業後、(株)伊勢丹に入社。90年、(株)バーニーズ・ジャパンのレディースバイヤー就任。94年に「解放区」を立ち上げる。96年、婦人服第四部設立に参加。その後「リ・スタイル」の企画・立案・運営。2000年、衣食住に渡って商品を提案するショップ「BPQC」の立ち上げに参加。同年退社後、ファッションメーカーなどを経て、2003年10月、レッグ・インナーファッションの「福助」社長に就任、現在は商品本部長を兼任。社業の他に審査員・テレビ出演・講演・執筆活動もこなす。主な著書は「藤巻のたのしく商売する方法」(日本実業出版社)、「自分ブランドで勝負しろ!」(インデックス・コミュニケーションズ)「俺ならこう売る!」(青春出版社)等。

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【実習と発表の様子】

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