《理事報告》
従来の、デザイナーコース、アートディレクターコース、デザインマネジメントコースに加え、今回新たな試みとしてマイスターコースを新設した。デザイン界で活躍する方々の中から、特に独自の分野を極めた講師を招き、より深く掘り下げた内容でレクチャーしていただこうという狙いである。
今回は「紙表現を極める」と題し、ドラフト、D-BROSのアートディレクター植原亮輔氏と、GRAPH代表の北川一成氏をお招きした。植原氏は自ら手がけられた様々な作品を例に、アイデアやクオリティの創出についての工夫や考え方、また、原点であるものづくりの楽しみなどのお話を伺った。作品を実際に手に取る事もでき、非常に興味深い講義だった。北川氏は、デザインはもとより印刷へのこだわり、経営哲学のお話まで、巧みな話術により聞き手を引き込んで離さない魅力あふれる講義だった。北川氏もたくさんの作品をご用意いただき身近に見る事ができた。特に700線の印刷技術などは圧巻であった。
なお、今回は会場も新規開拓し、フランクロイドライト設計の「自由学園明日館」をお借りしての開催となった。セミナー会場としては適さない部分もあったがそれを補って余りある結果となったと思う。 |