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Vol.4 TATTO

街を歩いていると、TATTOをした人を、本当にたくさん見かけます。それも男性だけでなく女性もずいぶんいます。 そして街の至る所にTATTO屋(って言うのでしょうか...)があります。この前まで住んでいた、私のアパートのとなりもそうでした。

ニューヨークに来たばかりの一昨年の夏は、「ハヤっているのね。」という程度でしたが、去年は大ブレイク。そして今年の夏に至っては、もう止まるところを知らない という感じ。いわゆる入れ墨と言うよりは、完全にファッションとして浸透してしまっているようです。日本と違い、「入れ墨→ヤクザ→コワイ」、という意識がないからでしょうか。そう言えばポパイだって、錨の入れ墨をしていましたね。

日本人にとってはあまりいいイメージはありませんが、天使やイルカなどを肩やくるぶしに小さくいれるタイプは、結構カワイイです。そんなワンポイントでは飽きたらず、胸や背中の真ん中にドーンと大きく入れている人もずいぶんいます。特に今年の夏は背中が大きく開いた、金太郎のハラ掛けのようなファッションが流行中なので、見られることを計算して、背中の真ん中にサソリなどを大きく描いてしまっている女性もいます。オソロシー。それがフツーの若い女性だったりすると「ホントーにいいんですか。」と、こちらが心配してしまいます。先日胸のド真ん中に、スーパーマンの “S”マークが描いてある女性をみかけ、これは驚くと同時に感心してしまいました。 肩に真っ赤なバラをのせて、子供を連れているお母さんもいます。

そうかと思うと、イロイロ彫って行くうちにエスカレートしてしまい、からだ中お絵描きだらけになってしまったり、半袖のTシャツなのに長袖に見えてしまうような人もいます。彫る場所がなくなってしまったため、髪の毛を剃って頭皮にまで入れている人もいます。

でもこの「エスカレートしてこうなってしまった。」という気持ち、私も解らなくは ありません。TATTOとは違いますが(あたりまえだ)、私も耳にピアスの穴を七つあけています。これも最初は左右一つずつでしたが、二年おきくらいに一つ又一つと増 えていき、そうこうしているうちに七つになってしまったのです。ピアス屋の店員さ んに「ここから先は軟骨がありますから空ける時痛いですよ。」と言われなかったら、 まだ増えていたかもしれません。一時へそピーにも心誘われていましたが「お腹の皮 を引っぱられて、スッゴク痛かった」という人の話を聞いてやめました。

流行り物ズキな私としてはちょっとトライしたいところですが、今回は止めておくの が賢明でしょう。日本に帰ったとき誰も話しかけてくれなくなるし、温泉にも行けな くなってしまいます。