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Vol.109「ストック素材利用の落とし穴」 セミナー開催のお知らせ

新年あけましておめでとうございます! 2019年のデザイン保護委員会レポートは、2月開催の知財セミナーのご案内で始まります。

今回のセミナーは、デザインを制作する素材として、ネットからダウンロードするだけで使用できる「ストック素材」をテーマに取り上げました。手軽さから、ルールに無頓着なままの利用には様々な問題が生まれる危険があります。
ストック素材の中でも利用する機会の多い「ストックフォト」を中心に、この業界を代表する企業であるアマナイメージズ社から講師をお招きして、ストック素材を安全に利用するための基本的なルールと見過ごしてはいけないポイントを解説いただきます。トラブル事例のご紹介も含めて、デザイン実務から法的な視点へと、起こり得る問題とその解決をイメージいただける内容をお届けする予定です。

<申し込み手順>は、下記情報発信でご覧いただけます。

JPDA会員に限らず、D-8(※注)会員及び、広くデザインに関心のある一般の皆様からの多くのご参加を、委員会一同お待ちいたします。(※:JPDAを含む、日本のデザイン8団体で構成する協議会の略称です。)

(2019年1月10日 編集・文責:デザイン保護委員会 担当 丸山 和子)

◆このページに限らずVol.1~これまでに掲載した内容は著作権・他で保護されています。

無断転用はお断りいたします。引用の場合は引用部分を明確にし、出所の明示をお願いいたします。

 

情報発信

2月7日(木)「ストック素材を安全に利用するための実践講座」を開催します

◆参加申し込みは、下記の①~④のいずれかで受け付けています。
①1月10日(予定)に配信のFAX申し込み欄に必要事項を記入の上、事務局にFAX送信。
②ウエブサイトから http://www.jpda.or.jp/semina_stock
③メールで:協会メールアドレス( MAIL:info@jpda.or.jp)宛に、件名「2月7日知財セミナー」とし、申し込み票記載の必要事項を記入して送信。

④下記セミナー案内をダウンロードし、申し込み票に必要事項を記入してJPDA事務局へFAX。

>>> セミナー案内PDFをダウンロード

(セミナー案内デザイン:デザイン保護委員会委員 大谷 啓浩)

 

活動報告

D-8(デザイン8団体協議会)デザイン保護研究会 参加報告

2018年度第1回
日  時: 2018年9月5日(水)18:30〜20:30
会  場: (公社)日本サインデザイン協会会議室 (東京都千代田区神田和泉町2-9 富士セルビル4F)
JPDAからは、デザイン保護委員会より徳岡健委員長・丸山和子委員・時田秀久オブザーバーが出席。
経産省デザイン政策室より菊池拓哉室長補佐と、クールジャパン政策課佐々木葉月課員がオブザーバーとして出席。

以下は、各協会からの参加委員数。
・JIDA(公社)日本インダストリアルデザイナー協会より1名。
・JAGDA(公社)日本グラフィックデザイナー協会より1名。
・JJDA(公社)日本ジュエリーデザイナー協会より1名。
・JCDA(公社)日本クラフトデザイン協会より1名。
・JPDA(公社)日本パッケージデザイン協会より3名。
・JID(公社)日本インテリアデザイナー協会より1名。
・SDA(公社)日本サインデザイン協会より2名。
・DSA(一社)日本空間デザイン協会は欠席

D-8幹事協会(SDA)/デザイン保護研究会委員長の司会にて会議進行。
<各協会より知財関連の情報提供>
・JPDAより「TOKYO PACK 2018 パッケージデザインパビリオン」内に日本弁理士会協力による「知的財産の無料相談コーナー」設置についての説明と報告。
・JPDAよりJPDAホームページの紹介、9月14日(金)開催「クリエーターのための知的財産件の基礎」セミナーについての案内。
・JIDAより意匠制度少委員会(意匠制度の見直しについて)の説明と報告。

<議事概要>
・前回行った各団体における契約に関する失敗事例紹介と意見交換を再度確認。
・7月31日(火)に行われたD-8運営会議の議事録を確認しながらD-8デザイン保護研究会の予算につての説明と報告。
・D-8デザイン保護研究会で今まで検討してきた契約ガイドラインのまとめや創作証について、書籍化、セミナー、Webの利用など情報発信の方法を次回以降検討していく。

次回は11月7日(水)18:30よりSDA事務局会議室にて開催予定。
(報告:デザイン保護委員会委員長 徳岡 健)

2018年度第2回
日  時: 2018年11月14日(水)18:30〜20:30
会  場: (公社)日本サインデザイン協会会議室 (東京都千代田区神田和泉町2-9 富士セルビル4F)
JPDAからは、デザイン保護委員会より高田知之理事、徳岡健委員長出席。
経産省デザイン政策室より菊池拓哉室長補佐と、クールジャパン政策課佐々木葉月課員、特許庁企画支援課より原川宙担当がオブザーバーとして出席。

以下は、各協会からの参加委員数。
・JIDA(公社)日本インダストリアルデザイナー協会は欠席
・JAGDA(公社)日本グラフィックデザイナー協会より1名。
・JJDA(公社)日本ジュエリーデザイナー協会より1名。
・JCDA(公社)日本クラフトデザイン協会より1名。
・JPDA(公社)日本パッケージデザイン協会より2名。
・JID(公社)日本インテリアデザイナー協会より1名。
・SDA(公社)日本サインデザイン協会より2名。
・DSA(一社)日本空間デザイン協会は1名

D-8幹事協会(SDA)/デザイン保護研究会委員長の司会にて会議進行。
<各協会より知財関連の情報提供>
・JAGDAより2019年1月19日(土)開催「ピクトグラムの創作と保全」セミナーについての案内。
・JAGDAより コンペティションの権利規定に関する考え方の報告。
・JPDA より2018年11月6日に「フォントについて」勉強会実施と、2019年2月の「ストックフォトについて」セミナー開催の準備が進行中であることの報告。
・JIDより創立60周年記念事業として2018年11月15日(木)〜27日(火)開催「次世代を担うデザイン展」についての案内

<議事概要>
・各協会のデザインデータの取り扱いについて
海外では電子データの受け渡しはほとんどない(DSA)。データの受け渡しは多い(JAGDA)。
・デザインコンペについて
海外からの応募が増加している(SDA、DSA)。
Gマークでも海外(中国、台湾など)からの応募が増加している。

<その他>
・経産省調査事業についての報告。
・特許庁に地方の大学(美大)、企業(デザイン室等)より知財についてセミナーの依頼が増えている。

次回は2019年1月23日(水)18:30よりSDA事務局会議室にて開催予定。
(報告:デザイン保護委員会委員長 徳岡 健)

 

委員会ヒトコト通信

D-8(デザイン8団体協議会)とは?

今回はJPDAの皆様には余り馴染がないかもしれない日本デザイン団体協議会(略称D-8)について少しお話ししてみようと思います。名称が表すとおり、日本のデザイン8団体によって構成されている法人格の無い協議会です。
その団体は、「(一社)日本空間デザイン協会・(公社)日本クラフトデザイン協会・(公社)日本インダストリアルデザイナー協会・(公社)日本パッケージデザイン協会・(公社)日本グラフィックデザイナー協会・(公社)日本インテリアデザイナー協会・(公社)日本ジュエリーデザイナー協会・(公社)日本サインデザイン協会」の8団体で構成されています。

協議会の発足そのものは1966年ですが、当初は事務局の連絡会議(情報交換)のようなものであり、これといった活動は行っておりませんでした(毎年の納めの会程度)。
当初の管掌官庁は通商産業省貿易局検査デザイン室から始まり、現在は経済産業省商務・サービスグループ クールジャパン政策課デザイン政策室と密接な関係を持っています。実際の管掌官庁は構成各協会の公益法人化と連動して内閣府になっています。

協議会は、1993年に著作権改正に伴う要望書を提出するために「デザイン保護研究会」を設置し、特許庁の意匠制度ラウンドテーブルに委員を派遣し、意匠制度の改正に関する8団体としての要望書の提出を行っております。
D-8という名称は、2001年に経産省の求めに応じて8団体で「デザイン委員会」を設置し、8団体共通の活動組織として立ち上げたワーキンググループの名称がD-8であり、その後、協議会そのものの略称として定着するに至りました。
以降、様々なデザインに関連した活動を実施しております。現在は、協議会全体の運営に関する「運営会議」と、当初よりの「デザイン保護研究会」、デザインミュージアム設立に向けての研究を行う「ジャパンデザインミュージアム設立研究委員会」の2つの研究会が活動中です。

デザインミュージアム設立研究委員会は2010年に「デザインミュージアムパイロット展」を実施し、デザイン保護研究会は創作者の権利保護啓蒙を目指して「デザイン創作証構想」を立ち上げ、各団体に加盟している会員が様々なデザイン公開のタイミングで自己の創作物であることを表示する「デザイン創作証」システムを作り上げました。

因みに各団体の一年間の供出金は70,000円、幹事協会は一年ごとの持ち回りで運営しており、現在の幹事協会は日本サインデザイン協会(SDA)です。

私は1998年より、名称がD-8になる前から関わってまいりましたが、今更ながら思うのはデザインジャンルにより、状況・認識の違いです。業界独特の慣習、デザイン料に対する考え方がそれこそ180度違う業界もあります。
JPDAが主体になって進めてきた「デザイン創作証」一つをとってみても、なかなか活用に至らない理由の一つがその辺にあるのではと思っております。
D-8構成団体の名称を列記しましたが、皆さまはあることにお気づきになりましたか?「デザイン協会」と「デザイナー協会」の二つがあるということです。JPDAの今年度のスローガンは「デザインを強くする]ですが、その結果として「デザイナーを強くする」ということだと認識しております。例えば「デザイン立国宣言・クールジャパン」にしても、個としてのデザイナーの強化・シアワセは余り念頭にないのではと思い ます。デザインを産業活動強化の一因として活用するのはもとより正しいことだと思いますが、そのデザインを創作するデザイナーのシアワセがないのでは如何なものかといつも感じております。

D-8構成団体に所属するデザイナーの方は各協会によって会員のシステムに若干の違いがございますが、正会員・賛助会員その他を含めますと現在5,900名(社)を超えています。デザイナーをシアワセにすることを目的とするデザイン協会の集合体としての「D-8」が、もっともっと活躍する時代が訪れることを心より願っております。
JPDA会員の皆さまもD-8の構成員のお一人であり、他のデザイン団体がどのような活動をしているのかを、いろいろな機会を通じて実感・交流を深めていただくことこそが「デザイナーが強くなる!」時代を実現する大きなパワーになるのではと信じております。

※D-8では、HPもありますので、覗いてみてください。いささかまとまりの無い文章にて失礼いたしまし た。 (文:JPDA会員 時田秀久)

引き続き、記事へのご質問・ご意見・ご要望等は下記アドレスで受け付けています。
MAIL:info@jpda.or.jp

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