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Vol.86 「“体験型セミナー” 商標・意匠を自分で調べてみよう!」

「特許庁公報検索〈J-PlatPat〉を基本の手順から習得する」セミナー・アンケートからの報告です。
具体的な設問に加えて、今回のセミナーに対する感想をお願いしましたところ、喜んでいただけたご意見が多かったものの、より前向きなご提案として、操作のレベルの違いに合わせた設定の希望や、調査対象を商標と意匠のそれぞれにつき、単独テーマとして実施してほしい等がありました。また、検索方法は理解出来たので、そもそも意匠について学びたいとのご意見もありました。
アンケートの項目には、参加者の【業種】【職能】【経験】、J-PlatPatの使用経験、検索内容、講義の理解についてを設定しています。アンケート回答は、今回のセミナー内容をご理解いただけるよう、数量的にグラフ化してまとめています。

(2016年12月22日 編集・文責:デザイン保護委員会 委員長 丸山和子)

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 情報発信&活動報告

「特許庁公報検索〈J-PlatPat〉で商標・意匠を調べよう」セミナーから

JPDAデザイン保護委員会が1114日(月)に実施しました「“体験型セミナー” 商標・意匠を自分で調べてみよう!」の速報は既に前号でお届けしましたが、本号ではセミナー後に参加者に書いていただいたアンケートの集計から得られた結果を中心に報告します。

<実施概要>
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開催日: 1114日(木) 18:00受付開始 講義開始18:30 終了20:30
会   費: 無料
参加者: 受講者46
講   師: INPIT 知財情報部 小林 佑二 氏
補助者: 山本 典弘 弁理士・清澤 亮 弁理士・三井 直人 弁理士
会   場: DIC株式会社 本社2F 大会議室/東京都中央区日本橋 3-7-20
主   催:  (公社) 日本パッケージデザイン協会 デザイン保護委員会
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<アンケートの集計結果 受講者46名(回答数46)>

 

<アンケート結果から> 担当理事 小川 亮

1. 参加してくださった方
ご参加くださった方は、デザイン会社の方を中心に、メーカーの商品開発・企画部門などに携わる方々の幅広い方にご参加いただくことができました。
半分の方はJ-PlatPatを業務でお使いになっていて、10年以上の業務経験者が7割いらっしゃいました。

2. 講義内容の満足度
チャート説明は、7割の方がわかりやすかったと感じていた一方で、検索例(2)の操作については難しかったと答えた方が6割でした。
初めてJ-PlatPatを触られる方も4割いらっしゃる中で、どういった受講者に内容を合わせるか、大変難しい面もあったと思いますが、終わってみると9割以上の方が今後J-PlatPatを利用できそうだとお答えくださいました。

アンケートでは、「丁寧な説明と時間をかけて下さり、落ち着いて学ぶ事ができました。ありがとうございます。」「デザイン実務に役立つセミナーで大変参考になりました。」「時間が足りなかったです。でも、勉強になりました。参加して良かったです。」「少し手がかりがつかめた。自分でまた勉強したい。」といったコメントが寄せられました。

 <会場風景>

(撮影:デザイン保護委員会 委員 山口 哲雄/他の会場写真も同様)

当日は、受け付け開始の18:00から続々と参加者が会場に入られ、会場内のWi-fi環境に合わせて各自が持ち込まれたパソコン等の接続と確認の作業が進められました。
定刻の18:30にはセミナーが開始され、INPIT小林講師の講義が本セミナーのために作成いただいたテキストに従って始められました。

●そもそも、いつ(When)、どのような目的で(Why)、調査をするのか?
J-PlatPatで何(What)を調べることができるのか?
J-PlatPatでどうやって(How)検索するのか?

前提となる上記のテーマに対して具体的な説明の後、検索(1)の課題として、実際の商品を検索対象とし、そのパッケージデザインに関する「意匠」と「商標」について講師がモデル検索を行いました。続いて、参加者と講師が同時に同じプロセスをトレースして確認して一通りのプロセスを体験することができました。
次に、これまでの実習を再確認するために、検索(2)の課題として、提案デザインと位置付けた検索摸擬例を対象としてパッケージの「意匠検索」と「商標検索」の実習に入ることになりましたが、検索(1)で予定より時間を使ったため、検索(2)では残念ながら「意匠」と「商標」のどちらかを選ぶことになり、参加者の挙手で「商標」の検索に進みました。
最期に実習の解説と、少ない時間でしたが質問にも答えていただけ、予定したセミナー時間の中で終了することができました。

小林 佑二 講師

閉会挨拶:小川 亮 担当理事

<委員会として今回のセミナーから次回に生かす課題>

アンケートの集計結果から、特許庁公報検索〈J-PlatPat〉を活用したいという意思を感じます。本号序文に書きましたが、操作のレベルの違いに合わせた設定や、商標と意匠のそれぞれを単独テーマとして実施回を分け、講義内容に対して時間的にも無理の無い構成を考えて、これからも公報検索セミナーを企画していくこと。
また、委員からは、「会場の様子を見ていて専門用語の理解は一度では無理だということを感じたので、専門用語類似調査での商品区分・分類等の仕組みの説明は、テキストとは別に手元資料として準備が必要だった。」との意見も出ました。
知財初心者にも解りやすい、補助資料の作成も必要となります。次の検索例題の準備も含めて、これからの実施セミナーを、参加者に喜んでいただけるよう検討を進めていきたいと思います。
(デザイン保護委員会委員一同)

引き続きご意見、ご要望等は下記アドレスで受け付けています。
MAIL:info@jpda.or.jp

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