JPDA学生賞2025
ワークショップ -11〈専門学校日本デザイナー学院〉
2025.6.18(水) JPDA学生コンペ委員
6 月18日、渋谷にある専門学校日本デザイナー学院にて、主に2,3年生約30名の学生の皆様を対象にJPDA学生賞の紹介及びワークショップを実施しました。
まずは講師陣、学生賞の紹介からスタート。講師のプロフィール紹介の際は自身の仕事の紹介や経歴などをお話し、学生の皆さんにパッケージデザインに関わるイメージを広げてもらいました。過去の受賞作品の紹介や解説はスペシャルゲストとしてお越しいただいた2024年度大賞受賞者で卒業生の伊東未夢さんに、ご自身の作品の解説や一次審査のアイデアスケッチの描き方で工夫したことなどをお話いただきました。実際の受賞者のお話は学生さんにわかりやすく、ダイレクトに伝わったことと思います。
次にワークに取り組んでもらいます。まず、アイデアの源泉となるキーワードを書き出すマンダラートに取り組みます。皆さん集中し、短い時間ながらも多くのキーワードでマスを埋めていました。その後、出したキーワードをいくつか結びつけてストーリーを作ります。この部分は今回初めて導入しましたが、ストーリーを作るという部分でよりアイデアが具体的になります。アイデアを出す段階ではなかなか難しく苦戦する姿も見受けられましたが、講師や伊東さんが各テーブルを回ってアドバイスをすることにより、面白いアイデアになったり、広がったりしました。今回は同じクラスの学生さんがグループごとに座っていたこともあり、和気あいあいとお互いのアイデアについて話しているのも印象的でした。アイデアは話すことによって、思わぬ方向に広がったり、整理されていくものだと実感できる時間でした。最後にたくさん出たアイデアの中から1つのアイデアを具体的なアイデアスケッチに仕上げます。
今回は講師陣が声をかけた数人の学生さんにアイデアスケッチを発表してもらいました。テーマ「FUN」にあった楽しく、面白いアイデア、そのまま応募につなげていって欲しい素敵なアイデアが発表されました。
講評後、改めて伊東さんに受賞後の企業研修や、受賞者同士の交流の様子、作品の具現化のお話をしていただきました。伊東さんのお話は学生の皆さんの応募へのモチベーションを高める貴重な機会となったのではないでしょうか。ワークショップ中、ワークショップ後も熱心に質問する学生さんが沢山いました。
ワークショップ終了後は全員で記念撮影。
アイデアがどんな形で発展していくのか、形になるのか、とても楽しみです。
JPDA学生賞へのエントリーお待ちしています!
専門学校日本デザイナー学院の皆さま、ご協力ありがとうございました!
(JPDA メンバー 小川・伊藤・田中)