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JPDAの新事業「日本パッケージデザイン学生賞」

第一回学生賞の贈賞式を開催しました

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2022年12月5日(月) 京橋エドグラン(東洋インキSCホールディングス(株)/東京都中央区)において、日本パッケージデザイン学生賞2022贈賞式を開催、受賞した21名の学生に大賞・金賞・銀賞・銅賞・フジシール財団賞(企業賞)・審査員特別賞を贈りました。
300点を超える応募作品の中から一次、二次審査を通過した素晴らしい作品をつくった学生21名を贈賞するために、JPDA正副理事長、学生賞担当理事、学生賞委員、審査員、スポンサー様、そして学校関係者が一同に会しました。

まずは受賞学生の入場です。
大きな拍手で迎えられた受賞学生は少し緊張した面持ちでありながらどこか誇らしげです。
全員が着席し、JPDA小川理事長、そして元アスパック/元JPDA理事長のフミ・ササダ氏のご挨拶から贈賞式スタートです。

小川理事長からは受賞作品の素晴らしさとパッケージデザインの重要性やその価値を、 フミ・ササダ氏からはアスパック*から続けている学生へパッケージデザインの楽しさや奥深さを伝える活動とJPDAの念願だった学生賞開催への喜びのメッセージです。

その後、学生賞委員真野さんから第一回学生賞開催概要の説明があり、いよいよ贈賞です。審査員特別賞から始め、企業賞であるフジシール財団賞、そして銅賞、銀賞、金賞の授与へと進み最後に小川理事長より大賞の授与を終えて贈賞終了です。
金銀銅賞および大賞受賞者に授与したトロフィーは廃棄蛍光灯などをアップサイクルしたものでトロフィーボックスも学生賞オリジナルのもので学生賞委員の松井さんが中心となって作ったものです。(松井さんはHCA(アスパック*の前身コンペ)第一回の受賞者)
受賞学生の皆さんは賞状やトロフィー、副賞としてスポンサー企業からのお祝いの品や学生賞委員からの小さな贈り物を進呈しています。
全員が笑顔での記念撮影になるよう学生賞委員から”笑って笑顔で”との掛け声もあり、緊張気味の学生の皆さんもいい笑顔で撮影!
その後は信藤副理事長から審査総評です。
パッケージデザインの特性を考えたアイデア溢れる応募作品が多く審査会が白熱したことや受賞作品のアイデア着眼点の鋭さについてのメッセージを学生の皆さんが真剣に聞いています。前半最後は全員の記念撮影もカメラマンさんにつられて全員笑顔で撮れて前半終了です。

休憩時間に審査員や理事長に声を掛ける学生もいて贈賞式は和やかな雰囲気に包まれています。
(本来は立食などでのプロ・学生交流会を実施したかったのですが世情を考慮して今回は中止)

後半は受賞学生 対 プロでのパッケージクイズです。
学生賞委員の山口さんとユニックさんのスタッフによる簡単だけど、とっても難しいクイズ。
学生賞委員の予想では、プロの圧勝かな、という感じでしたが、蓋を開けてみると、、最終組で学生とプロが同点になる接戦に。
最終問題は素晴らしい閃きから学生が回答し見事、学生チームが見事に勝利!
わかりそうでわからないクイズに全員が引き込まれ珍回答などに会場は笑い声がたくさんです。


賞品はクイズで出た商品がたくさん入った箱で学生の皆さんが楽しそうに分け分け。

最後は学生賞開催を実現した委員紹介です。
委員の渡辺さんから来年度テーマ「ひらく」の発表があり、心をひらくことでつくれるデザインがあるのでは、
と学生への素敵なメッセージを含んでの発表。
その後、学生賞担当の三原理事から応募した全ての学生のチャレンジへの喜びと感謝の言葉があり、最後は森理事からJPDA念願の学生賞開催を実現できたことはJPDAだけではなく、学校/先生、学生、スポンサー、後援ほか多くの人や企業の大きな、そして大切な支援あってのこと、と感謝の言葉で贈賞式は盛況のうちに終了です。
第一回JPDA学生賞にご応募いただきました学生の皆さま、本当に有難うございました。学生らしい自由な発想に感動しました!

JPDA学生賞を通じて、一人でも多くの学生にパッケージデザインに触れて、その素晴らしさや価値を知ってもらえるよう、
今後もJPDAは学生賞の事業活動をひらいていきます。

*アスパック :2010〜2019年まで開催されたアジア学生パッケージデザインコンペティション
最終年は3,000超えの応募があった世界最大規模の学生デザインコンペを開催した学生の国際交流事業
主催:公益社団法人国際交流基金・一般社団法人アスパック協会 企画運営:JPDA

学生賞担当理事:三原・森

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